今回は全国の各自治体で様々な動きが出てきているリニア中央新幹線開通に向けての動きを紹介させて頂きます!今回は第1弾として、長野県駅が設置される、長野県飯田市や周辺地域の取り組みや新駅案などを紹介していきます。
リニア中央新幹線長野県駅設置に関する動き
・リニア新駅のデザイン
・リニア駅設置に関する飯田市周辺地域の取り組み
・周辺の工事の進捗状況
リニア駅に関して上記4つに分けてみていきましょう。
リニア新駅の設置場所
リニア中央新幹線の長野県駅が設置されると予定されている場所は、上図のように設置箇所の西側を通る飯田線「伊那上郷駅」と「元善光寺駅」の中間辺りと発表されています。また、東側には国道153号があり、国道153号線沿いにはデパートや家電量販店などの商業施設が多く集まっている地域にもなります。
私も地元に帰省した際にこの国道153号線を利用することが多いのですが、休日は周辺に商業施設が多く、片側1車線ということもあり、ほぼ渋滞しているので、リニア開通後、さらに渋滞することも考えられるので、今後の道路整備にも注目しています!
リニア新駅のデザイン
出典:minamishinshu.jp
リニア新駅のデザインは何度か修正されながら、上図のデザインでほぼ確定なのかと思っていますが、駅全体を木製の大屋根で囲うイメージのようです。長野県らしいデザインですね!ちなみに現在の長野駅善光寺口も同じような木造の大屋根造りになっていて、自然の多い長野県らしいような、元善光寺の門前の景観にあっているようなデザインとなっています。
リニア駅設置に関する飯田市周辺地域の取り組み
リニア駅設置に関する周辺地域の動きについては、リニア駅に接続する交通網の向上性を図るため、飯田線の新駅を長野県駅の付近に設置する他、車での移動がメインの飯田市ということもあり、中央自動車道飯田ICからのアクセス向上を図り、座光寺上郷道路の設置など道路整備も行う予定です。道路の面でいうと、中央自動車道の飯田IC・飯田山本IC、三遠南信自動車道など比較的にバスや車でのアクセスがしやすいので、周辺道路の整備を行うことでさらに利便性がアップしそうですね!
また、駅敷地内には、コミュニティ広場や地域の特産品や伝統文化を紹介する施設も設ける予定です。
周辺の工事の進捗状況
長野県駅設置に関しての周辺地域の工事の進捗状況は、現状、一部では工事も始まっていますが、岐阜県〜山梨県の工事区間は山に囲まれている地形ということもあり、その他の工事区間に比べてかなり難しいようです。また、JR東海が提示しているルートに対して、一部山間部の地域がルートに含まれる静岡県が承認していないなど、駅を設置しない工事区間の地域への理解が得られていないなどの問題も山積みとなっています。
まとめ
東京〜名古屋、名古屋〜東京間が開通することで、利便性・アクセスが向上するなど良い点もたくさんありますが、開通までの工事での問題がたくさんあったり、地方に駅が設置されることで都会への人口流出の懸念など、今後改善点も多く出てくるので、ここ5年くらいで各自治体がどのような対応を行うのか注目です。