今回はコロナウイルス関連でニュースなどでよく聞く言葉や用語をご紹介します。
コロナウイルスの感染拡大により、集団での集まりや近距離での接触を控えるように呼び掛けられるなど、普段の環境では考えられないような事が周りで起きていますね。
また、コロナウイルスが流行したことでよく聞くようになった言葉もありますので、その言葉をいくつか紹介します。
コロナウイルス感染拡大でよく聞くようになった言葉・用語
コロナウイルスの感染拡大によりニュースなどでよく使われる言葉の一覧になります。
クラスター
「クラスター」は、直訳すると集団という意味ですが、疫学や今回のようなウイルスの感染においては感染集団を指します。病院やその他屋内施設等で感染が多く発生したときにこの言葉が使われます。
コロナウイルスでは病院、ナイトクラブ、ライブハウスなどでのクラスターが事例としてあります。
3密
「3密」は、「密閉」「密集」「密接」の3つの密をまとめた言葉で、政府や各自治体でもクラスター・集団感染のリスクが高いこの3つを避けるよう呼び掛けています。どれか一つでも当てはまる場合でも、感染リスクは非常に高くなりますので、皆さんも3密に当たる行動は自粛するようにしましょう。
オーバーシュート
「オーバーシュート」は、2~3日の間に感染者が倍増する、爆発的なスピードでウイルス感染者が増えることを指します。
ただ外国では違った意味(overshoot=行き過ぎ)としてこの言葉が使われている為、海外では疑問に思われることもあるそうです。
ロックダウン
「ロックダウン」は、都市封鎖という意味で使われており、現状日本では行われていませんが、高速道路や国境の閉鎖など、該当エリアの人の移動を制限することを指します。また、これに違反した場合は、罰金などが課せられる場合もあります。
多くの感染者・死者が発生したイタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ圏の各国で多く実施されています。
緊急事態宣言
「緊急事態宣言」は、ロックダウンのように都市閉鎖を行うものではなく、公共交通機関などの社会サービスは停止させず維持したままで、3密を避けるよう呼びかけを行う事です。
ロックダウンのように、道路の閉鎖や不要不急の外出を行うことで罰則を受けるなどのことはなく、国民に意識を変えさせるための宣言ですが、感染拡大を避けるためにも発令された場合は、従うようにしましょう。
パンデミック
「パンデミック」は、流行病のことを指します。今回感染拡大しているコロナウイルスのみを指す言葉ではなく、今までの流行病「ペスト」「スペインかぜ」「エイズ」などもこれに該当します。
これらの流行病は各国との貿易が拡大した頃から、世界中に広まったと言われています。