ここ数年でのタブレットやスマートフォンの普及によって、より身近にインターネットを利用できる環境になりましたね。
確かにインターネットが身近になったおかげで、電車通勤中でも会社でもサイトやアプリ、動画配信サービスがいつでも見られるしすごい便利になったよね!
そういったサービスが身近にいつでも利用できるようになったことで、インターネット広告が人の目に触れる機会もかなり増えました。
そんな普段何気なく見かけるインターネット広告ですが、実は近年急成長をしているんです。
では、どれだけインターネット広告が急成長しているのか見てみましょう!
インターネットが普及したことで各メディアの広告に大きな影響を与えた
まず一つ言えることは、昨今のインターネット普及により、インターネット広告が他のメディア広告に与える影響はかなり大きくなっていると言えます。
実際に2018年度のメディア別広告費を見てみても…
インターネット広告…1兆7589億円(16.5%増)
インターネットが大きく成長し出した2005年~2008年にかけて、インターネット広告費は増加しているものの、他広告4媒体は減少傾向にあります。また、その後2009年以降についても、ラジオ広告、新聞広告、雑誌広告については減少、テレビ広告はほぼ停滞、インターネット広告は13年で+1.5兆円と大幅な増加傾向にあります。
出典:https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00405/
上図は主要メディアの広告費推移になります。この結果、テレビ広告とインターネット広告の2018年度の広告費がほぼ同じになり、2019年または2020年には超えるのではないかと予想されます。
インターネット広告成長の裏には「運用型広告」の影響が大きい?
インターネット広告の成長に大きく貢献しているものに、「運用型広告」というものがあります。
運用型広告って自分の検索履歴とかからそれに合った広告のジャンルを表示させる仕組みのことだよね?
そうなんです。広告主もどうせ表示させるなら購買意欲の高いターゲットユーザーのみに絞って広告を表示させたいので、このような運用型広告の利用率も高まりますよね!さらに最近では、広告主がAIを使って自動入札している事例もあります。
今後のインターネット広告の成長について
今後(未来)のインターネット広告の成長性については、様々な意見が出ています。
飲食店の広告の場合、クリックした先のページを予約ページにするだとか、動画広告を再生し終わった後に何かコンテンツを表示させるだとか…昨今の広告の進化スピードも恐ろしさを感じるので、それを超える新たな機能を搭載した広告も誕生しそうですね。
まとめ
今回は各メディア広告の推移とインターネット急成長についての紹介をしました。過去と比べて主要メディア広告が大きく変化していたり、普段見ているインターネットの広告が見えないところで進化していたり、今後の広告市場の変化にも目が離せないです。